フランチャイザーの販促担当者が抱えるお悩みを解決します

本部の要望と自店のニーズを両立。

個店販促マネジメント

フランチャイズチェーンの加盟店(フランチャイジー)や、多店舗展開をしている地域密着型の販売店では、利用するお客様のニーズが店舗ごとに異なる事が理由で、個性が際立ってくるケースが多くみられます。このため本部主導の販促施策やそのツールが店舗によっては機能しづらい場合がありますが、個店ごとの販促施策を効果的に導入することで、本部、個店ともに利益を上げる構造を作り出すことが可能です。

「個店販促」とは?

コモンズの「個店販促マネジメント」は
本部と加盟店/販売店それぞれに利益を生み出します。

本部の要望

  • ブランディングや運営の一貫性が重要。
  • 個店で積極的に販促活動はしてもらいたいが、ルールは守って欲しい。
  • 個店のスタッフやスーパーバイザーのスキルで上手下手があるのは困る。

加盟店/販売店の要望

  • 本部からの販促ツールが自店のお客様のニーズに合わない。
  • 自店の顧客管理を自分たちで行って、独自にお客様へ情報発信したい。
  • 誘客のイベントやキャンペーンを独自で安価に行いたい。

本部の主導で行う販促活動から、
個店ごとに最も効果のある販促活動へ。

販売促進の最前線は店舗です。それぞれの個店が主役として活動できる体制こそが、実は本部の望む販促を実現できるとコモンズは考えます。「個店販促マネジメント」は、本部主導の販促施策に加え、個店ごとにある顧客特性を踏まえた企画立案やその実施ができるような仕組みづくりを可能にします。大規模な全国展開のフランチャイズチェーンから、20店舗程度の地域密着型販売店まで幅広くご対応いたします。

個店販促マネジメントの構造イメージ

個店販促マネジメントでは、本部やSVとのやりとりや確認を事務局が一貫して代行しますので、通常のビジネスで多忙な加盟店/販売店に負荷をかけることがありません。また事務局では各個店からのご発注に対し、企画から納品までワンストップでサービスを行いますので予算、時間ともに最も効率的に実現が可能です。

コモンズが手がけたモスバーガーの店頭販促ツールの事例をご紹介

モスバーガーの事例

8割が「買う予定のなかったもの」を
実は、買っているという事実。

コモンズでは、店頭での購入者の行動心理に沿った「ショッパーマーケティング」というメソッドによる売り場のご提案をしています。購入者の8割が売り場で何を買うか決めているという事実に対応した売り場づくりによって客単価の向上を可能にします。

個店販促とは?

個店販促とは、小売業界において各店舗が展開する独自のマーケティング戦略と販売促進活動を指します。全社的なマーケティング方針を基盤としつつ、個々の店舗の特性や地域のニーズに合わせてカスタマイズされたアプローチを取る手法です。

主な特徴
● 店舗ベースのマーケティング
  各店舗が、その立地や顧客層に適したマーケティング戦略を立案・実行します。
● 店舗独自の販促活動
  全国統一キャンペーンに加え、店舗ごとの独自プロモーションやイベントを企画します。
● 店舗レベルの顧客データ活用
  個々の店舗で収集した顧客情報を分析し、ターゲットを絞った施策を展開します。
● 店舗を中心としたマルチチャネル戦略
  実店舗での体験とデジタルマーケティングを融合し、シームレスな顧客体験を提供します。
● 店舗ごとの商品戦略
  各店舗の特性に合わせた品揃えや、店舗限定商品の開発・販売を行います。
● 店舗を通じたコミュニティエンゲージメント
  店舗が地域イベントに参加したり支援したりすることで、地域との絆を深めます。

個店販促の目的
● 各店舗の来店客数と売上の増加
● 店舗ごとの顧客ロイヤリティ向上
● 地域における店舗ブランドの強化
● 他店舗との差別化

効果的な個店販促は、マーケティングの4P(Product、Price、Place、Promotion)を各店舗レベルで最適化することで実現します。これにより、全国チェーンでありながら、各店舗が地域に根ざした「顔の見える」存在として、顧客との強い結びつきを築くことができます。
個店販促は、従来の画一的なマス・マーケティングとは異なり、各店舗がよりパーソナライズされたマイクロ・マーケティングアプローチを可能にします。これは、大規模小売チェーンが直面する画一化の課題に対する効果的な解決策となり、各店舗の競争力強化につながります。
店舗を中心に据えたこのマーケティング手法は、オンライン競合が増加する中で、実店舗の価値を最大化し、顧客にとってかけがえのない存在となることを目指しています。

個店販促と店頭販促の違いとは?

個店販促と店頭販促は、小売業におけるマーケティング戦略の重要な要素ですが、その範囲や焦点に違いがあります。

● 対象範囲
 個店販促:店舗全体を対象とした包括的なマーケティング活動
 店頭販促:主に店内の売り場に焦点を当てたインストアプロモーション
● 目的
 個店販促:店舗全体の集客力向上、売上増加、地域での親近感醸成
 店頭販促:特定商品やブランドの売上増加、店内での購買促進
● 実施主体
 個店販促:主に店舗自身が計画し実行するマーケティング活動
 店頭販促:店舗とメーカーや卸売業者が協力して実施することが多い
● 活動範囲
 個店販促:店舗内外の活動(広告宣伝、イベント開催、顧客サービスなど)
 店頭販促:主に店内での活動(POP、陳列、試食など)に限定
● マーケティング戦略
 個店販促:店舗独自のブランディングや長期的な顧客関係構築を重視
 店頭販促:短期的な売上向上や商品認知度アップに焦点
● プロモーション手法
 個店販促:店舗デザイン、ポイントカード、地域イベントなど幅広い手法
 店頭販促:POP、のぼり、デジタルサイネージなど、主に売り場内のツール
● 顧客アプローチ
 個店販促:地域特性を考慮した総合的な顧客体験の設計
 店頭販促:来店客の購買意欲を高めるインストアマーケティング
● 集客戦略
 個店販促:店舗への来店を促す外部向けの活動も含む
 店頭販促:主に店内での滞在時間延長や購買単価向上に注力

要するに、個店販促は店舗全体のマーケティング戦略を指し、店頭販促はその中でも特に売り場での具体的なプロモーション手法を指します。個店販促の一環として店頭販促が含まれるという関係性があり、両者を効果的に組み合わせることで、より強力な販売促進効果と顧客との親近感醸成を実現できます。